講義日 | 講師氏名 | 所属および職名 | テーマ | |
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1 | 4月7日 | 程 子学 | 申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏名誉教授 | 講義全体イントロダクション |
石橋 史朗 | 申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏 | |||
畠 圭佑 | ||||
2 | 4月10日 | 畠 圭佑 | 申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏 | アイデアの創出法 |
3 | 4月14日 | 上林 憲行 | AI教育推進機構代表理事 | AI響創時代の人材像と教育イノベーション |
任 向実 | 高知工科大学 教授 | 人類?AI?未来 ~ Human-Engaged Computingからの考察 |
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4 | 4月17日 | 小阪 正太郎 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 デジタルビジネスデザイン部 担当課長 |
テレマティクスデータを活用した社会? 地域課題解決に向けて |
5 | 4月21日 | 川崎 伊織 | 福島県立医科大学 保健科学部 作業療法学科 講師 |
その人の大切な"作業"を支援する |
6 | 4月24日 | 石坂 博明 | 申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏 | 知的財産と特許制度の概要 |
7 | 4月28日 | 小林 葵 | トリクル株式会社 代表取締役 | SNS発信と生成AIを活用した教育ビジネスの革新 |
8 | 5月1日 | 畠 圭佑 | 申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏 | アカデミア連携によるニュービジネスと社会 |
9 | 5月12日 | 飯田 喜之 | 福島イノベーション?コースト構想推進機構 交流促進部 |
福島イノベーション?コースト構想について 福島の挑戦、浜通りの挑戦 |
小田 翔武 | AstroX株式会社 CEO | 宇宙開発で "Japan as No. 1" を取り戻す | ||
10 | 5月15日 | 目黒 智彦 | 東邦銀行 法人コンサルティング部 | 金融機関からみたベンチャービジネス |
黒沢 英紀 | 東邦銀行 法人コンサルティング部 | |||
菊地 晴超 | 東邦銀行 会津営業部 | |||
11 | 5月19日 | 穴原 琢摩 | スカパーJSAT株式会社 宇宙事業部門 新領域事業本部 |
国(JAXA)で5年、民間 (スカパー) で5年、 起業して1年、研究開発者として働いてみた |
12 | 5月22日 | 宮城 勤 | 株式会社アイグローブ 代表取締役 | 起業から株式上場間近に迫った社長の想い |
13 | 5月26日 | 立川 慎介 | アルプスアルパイン株式会社 勝志館 館長 |
アルプスアルパインの創業者 片岡勝太郎の起業家精神と影響について |
14 | 5月29日 | 石坂 博明 | 申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏 | 海外インターンシップ科目の概要 アイデアコンテストの発表会 |
畠 圭佑 |
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第1回
2025年4月7日(月)
程 子学 名誉教授、畠 圭佑 准教授
申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏教員
講義全体イントロダクション
今回の講義では、程名誉教授と畠准教授による講義全体のイントロダクションが行われた。程名誉教授からは、本コースの特徴や受講に際しての心構えについての説明があった。また、近年急速に発展している生成AIの将来展望やその技術を、今後どのように利用して行くべきかについての話があり、アイデアを形にしやすくなった現在だからこそ、発想力の重要性が強調された。その一環として、アイデア出しの実践も行われ、学生自身抱える生活の中での課題を、実際に考えてみる時間も設けられた。畠准教授からは、本コースの全体スケジュールや外部講師の紹介、さらに起業家精神や企業トレンドについての説明があり、学生のキャリア形成に資する内容となっていた。学生にはこれから講義を受けて行く中で、受け身ではなく、自ら学んでいく姿勢が期待される。
<学生の感想>
?生成AI技術について、学習を進めたいと思った。これからの講義で勉強になる面白い話を聞けると思うので、感度高く興味を持って授業に望みたい。
?日常の些細な問題発見と払拭の仕方を考える機会を得られた。ベンチャー意識について知ることができた。
?講義全体を通して、自分の将来の働き方の参考にしたいと思った。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第2回
2025年4月10日(木)
畠 圭佑 准教授
申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏教員
アイデアの創出法
第2回の講義では、畠准教授より、中間レポートとして「アイデアコンテスト」について説明があった。テーマは「会津にこんなアプリがあったらいいな」で、オリジナリティのあるアイデアを考えることが求められた。アイデア創出の方法としては、日常の悩みや不安を出発点にすること、参考となるアイデアの調査、自分のできることの整理、トレンドの把握、ブレインストーミング、既存のものの代用や組み合わせ、ターゲットを明確にすることなどが紹介された。また、企画書はわかりやすくまとめることの重要性も強調された。実際に会津の社会課題を考えることで、地域課題への関心を高める良いきっかけとなった。
<学生の感想>
?アイデア発想法は非常に役に立った。また、実践的にアイデアを練る時間があったのも良かった。
?講義はアクティビティ含めてとても刺激的なものだった。コンテストに向けてアイデアをしっかりと練っていきたい。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第3回
2025年4月14日(月)
上林 憲行 様
AI教育推進機構 代表理事
AI響創時代の人材像と教育イノベーション
任 向実 様
高知工科大学 教授
人類?AI?未来?Human-Engaged Computingからの考察
今回の講義では、AI教育推進機構代表理事の上林憲行様による「AI響創時代の人材像と教育イノベーション」、高知工科大学教授の任向実様による「人類?AI?未来?Human-Engaged Computingからの考察」というテーマで講義が行われた。上林様からは、生成AIの原理や進化、そこから生じる決定論から確率論へのパラダイムシフト、そしてそれを踏まえた新しい教育のあり方についての説明があった。任様からは、人間とAIの関係性について中庸の視点から語られ、状況に応じたバランスの重要性や、AI技術を適切に活用するための哲学的視座やリテラシーについての話があった。本講義を通じて得られた示唆を踏まえ、学生自身が「自分はどう行動するか」という結論を主体的に導き出すことが期待される。
<学生の感想>
?今回の講義で、AIとのかかわり方や、自分の価値を高めていく重要性を学ぶことができ、とても参考になった。
?AIの発展が目覚ましいことは知っていたが、3ヶ月で2倍も性能が向上しているとは思ってもいなかったので驚嘆した。AIを効果的に使用できるような人材になっていきたいと思う。
?AIを目的に応じて正しく使っていくことを意識しようと思った。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第4回
2025年4月17日(木)
小阪 正太郎 様
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 デジタルビジネスデザイン部 担当課長
テレマティクスデータを活用した社会?地域課題解決に向けて
第4回講義では、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社小阪正太郎様による「テレマティクスデータを活用した社会?地域課題解決に向けて」が行われた。損害保険会社がデータサイエンスに取り組む理由として、地域の課題解決を目指し、地域の皆さんと未来を共に創ることをテーマに活動していることが紹介された。具体的には、車の保険で得た走行データを活用し事故の予防につなげる事例や、建物被害の分析を通じて災害対策を行う事例が紹介された。後半では、6人ずつのグループに分かれ、地元の課題をデータで解決する方法について議論するワークが実施され、役割分担を素早く行いながら、積極的な意見交換が行われた。
<学生の感想>
?社会課題を損害保険の視点から考察することは初めてで、自分の視野が確実に広がる契機となった。
?データを「使う側」の視点を持つことの重要性を感じた。技術だけでなく、何のために使うのか、誰の課題をどう解決するのかという視点を常に持つことが、データビジネスには不可欠だと実感した。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第5回
2025年4月21日(月)
川崎 伊織 様
福島県立医科大学 保健科学部作業療法学科 講師
その人の大切な"作業"を支援する
今回の講義では、福島県立医科大学保健科学部作業療法学科の川崎伊織様より「その人の大切な作業を支援する」というテーマで講義が行われた。最初に、作業療法とは医療?福祉?教育などの領域で、人々の意義がある作業を通して、健康と幸福を促進する支援であることが説明された。さらに、作業の継続や再開が生活の質を大きく高めることや、自助具の作成、理工学分野で学ぶ技術の活用の可能性など、作業療法の現状も紹介された。最後には、患者のニーズに応える作業療法と、システム開発におけるデザイン思考の親和性についても議論が行われ、作業療法や理工学の新たな可能性を認識することができた。
<学生の感想>
?今まで作業療法士はリハビリをメインに仕事をしている方々と思っていたので、今回の講義で作業療法士は広範な領域で活躍していることを知れて驚いた。
?さまざまな観点から医療福祉とITを結びつけられると感じた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第6回
2025年4月24日(木)
石坂 博明 教授
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知的財産と特許制度の概要
第6回講義では、石坂教授による「知的財産と特許制度の概要」が行われた。起業を目指す人にも役立つ内容で、前半では特許について詳しく解説があり、特許取得までの流れやリスク、書類の書き方、発明をわかりやすく伝えるためのポイントが紹介された。技術は必ずしも全く新しいものでなく、既存技術の組み合わせでも価値があることが強調された。後半では、著作権、意匠権、商標など他の知的財産権についても学び、特にプログラムの著作権といった身近なテーマについても触れられ、知的財産の基本的な考え方や制度の理解を深めることができた。
<学生の感想>
?実際に将来起業して何かを発明した時にどのようなことをすればいいのか、著作権や商標権など色々な権利についても知ることができたので、本当に価値のある講義であると感じた。
?著作権や特許権といった、日常的に耳にすることはあっても詳しくは知らなかった権利について、それぞれの違いを学ぶことができ、とても勉強になった。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第7回
2025年4月28日(月)
小林 葵 様
トリクル株式会社 代表取締役
SNS発信と生成AIを活用した教育ビジネスの革新
今回の講義では、トリクル株式会社代表取締役の小林葵様によって、生成AIの進化とそれに伴うキャリア形成についての講義が行われた。生成AIの発展により「体力?資金力?人脈?PM力」が若者に求められるという小林様独自の考察から、それらの力を身につけるため、学生には比較的起業リスクの低い「AI受託+SNS」での起業が勧められた。特にSNSを活用した具体的なフォロワー獲得の段階的戦略が紹介され、情報発信力の重要性が強調された。また、生成AIを使った効率化ツールの活用例も紹介され、日常やビジネスでの応用が示された。本講義を受講した学生には、急速に変化する時代に柔軟に対応し、自ら行動を起こしてチャンスを掴む主体的な姿勢が期待される。
<学生の感想>
?生成AIに対する理解が深まり、今後の活用可能性について具体的に考えるきっかけになった。
?人にしかできないことを理解して実行することで、AIとの差別化ができることが分かった。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第8回
2025年5月1日(木)
畠 圭佑 准教授
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アカデミア連携によるニュービジネスと社会
第8回講義では、畠准教授による「アカデミア連携によるニュービジネスと社会」が行われた。産学連携の概要や畠准教授のプロジェクト事例が紹介され、ジェンダーを含む自分らしさについても考える機会となった。地域や社会の課題と自身の悩みをつなげる視点を学び、全員で悩みをキーワード化してアイデア創出の基盤を作った。また、共同研究や受託研究の違いについても説明があり、自らの技術や行動が連携や課題解決につながる可能性を実感できる内容だった。他人との出会いが新たな化学反応を生むことも意識できる講義となった。
<学生の感想>
?自身の視点を織り交ぜながら課題解決を考える大切さを改めて感じた。特に「自分の悩み」と「社会課題」を結びつけて考えるというテーマは、単なるアイデア出しにとどまらず、自分の行動の原動力にもなると気づいた。
?自分が楽しい生き方を過ごし、そこで生まれた課題から、社会をよりよくするために起業をするというのが理想の流れなのだと感じた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第9回
2025年5月12日(月)
飯田 喜之 様
福島イノベーション?コースト構想推進機構 交流促進部
福島イノベーション?コースト構想について 福島の挑戦、浜通りの挑戦
小田 翔武 様
AstroX株式会社CEO
宇宙開発で"Japan as No.1"を取り戻す
今回の講義は、福島イノベーション?コースト構想推進機構交流促進部の飯田喜之様と、福島県南相馬市を本拠地とするAstroX株式会社CEOの小田翔武様により行われた。講義では、福島イノベーション?コースト構想の全体像と、その構想の中で宇宙開発に挑む企業であるAstroXの取り組みついて学んだ。福島イノベーション?コースト構想については、東日本大震災と原発事故により甚大な被害を受けた福島県浜通りが、今ではロボット?エネルギー?宇宙開発といった最先端の分野で活躍する企業や、研究機関が集まる地域へと変貌していることが紹介された。さらにAstroXの取り組みについては、地方から宇宙産業に挑む具体的な開発プロジェクトの紹介や、小田様自身が展開してきた様々な事業についての経験談を伺うことができた。本講義を通じて、学生には復興から未来産業への転換に向けた挑戦を学び、自らも社会課題に主体的に関わろうとする姿勢を期待する。
<学生の感想>
?福島におけるイノベーションの取組や、実際に起業された方からのリアルな話を聞くことができ、大変刺激になった。
?浜通りは震災の影響で大きいダメージを受けた中で、色々な企業、取り組みがあることを知れて自分の思ってるよりも復興が進んでいるんだなと思った。少し興味を持ったので自分で調べてみたい。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第10回
2025年5月15日(木)
目黒 智彦 様、黒沢 英紀 様、
東邦銀行法人コンサルティング部
菊池 晴超 様
東邦銀行会津営業部
金融機関からみたベンチャービジネス
第10回講義では、東邦銀行の目黒智彦様、黒沢英紀様、菊池晴超様をお招きし、「金融機関からみたベンチャービジネス」についてお話しいただいた。スタートアップとベンチャーの定義の違いを確認したうえで、スタートアップを立ち上げるために必要な手順を分かりやすく解説していただいた。特に資金調達に焦点を当て、金融機関の立場からの具体的なアドバイスや支援制度の紹介があり、東邦銀行や福島県によるベンチャー支援の多さを知ることができた。また、事業計画書の作成や、資金提供者に事業内容を説明する際のポイントも共有され、実際に企業を目指すうえでの不安を解消する内容となった。経営に必要な「人」「もの」「金」という三要素についても触れられ、今後の起業に向けた実践的な学びを得られる講義だった。
<学生の感想>
?ビジネスとして、長期的に運用できるような企業運営を、起業家と親身になって一緒に考えてくださるという対応が素晴らしいと思った。
?これまでに知らなかった金融機関の取り組みが知れてとても為になった。「ベンチャーって1から自分たちだけでやる」ようなイメージがあったが、こんなにもサポートが充実しているのかと驚いた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第11回
2025年5月19日(月)
穴原 琢摩 様
スカパーJSAT株式会社 宇宙事業部門新領域事業本部
国(JAXA)で5年、民間(スカパー)で5年、起業して1年、研究開発者として働いてみた
今回の講義は、スカパーJSAT株式会社の穴原琢摩様によって行われ、穴原様自身の経験をもとに、リモートセンシング技術の最前線やキャリア形成について語られた。講義では初めに、高精度な観測技術とその社会応用が紹介された。その中でも従来80時間かかっていた衛星データ解析を、独自のアルゴリズムで1時間に短縮し、技術で大きな価値を生み出した経験などが印象的だった。さらにキャリア形成の話では「自分の強みを見つけ、それを突き詰めること」の重要性も講義の中で強調された。どのような強みでも自分だけの武器として深めていけば、社会や世界に通用する力となる。講義を通じて、他にはない価値は自分らしさを極めることから生まれるというメッセージが強く伝わってきた。
<学生の感想>
?日常生活と最先端技術(宇宙、AI)をつなげる視点がとても刺激的であった。技術を知識としてだけでなく、「どう活かすか」という視点で考えるきっかけになった。
?今回の講義で、主流とは別のアプローチをとることで競争相手が少ない状態で挑むことができ、成功を収めやすいことがわかり、今後の進路や学生生活を考える上でとても参考になった。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第12回
2025年5月22日(木)
宮城 勤 様
株式会社アイグローブ 代表取締役
起業から株式上場間近に迫った社長の想い
第12回の講義では、株式会社アイグローブ代表取締役の宮城勤様より「起業から株式上場間近に迫った社長の想い」についてお話を伺った。宮城様がこれまで歩んできた起業の道のりを通して、起業の魅力や苦労をリアルに感じることができた。小規模な起業ならではのメリットである「意思決定の速さ」を活かすには、優れた人材集めが鍵であり、特に経営者を支える財務や技術に強い人材の重要性が強調された。また、「甘い環境に慣れないこと」や「日々新しいことに挑戦する意識」の大切さについても語られ、受講者にとって多くの気づきが得られる内容であった。講義の最後にはディスカッションも行われ、内容をさらに深掘りしながら、若者へのエール「時代をつくるのは若者」という力強いメッセージに受講者も大きく感化された。
<学生の感想>
?私は本講義を受講して、見えないことほど大切するべきという考えはとても関心した。また、この講義を受け起業というものは何なのか改めて考えなおすいい機会になった。
?人との向き合い方や、経営者としての覚悟のようなものは、自分自身が人と関わりながら生きていくうえで、今後ずっと意識していきたい学びであった。他者とのコミュニケーションで一歩踏み出す勇気を得られた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第13回
2025年5月26日(月)
立川 慎介 様
アルプスアルパイン株式会社 勝志館 館長
アルプスアルパインの創業者 片岡勝太郎の起業家精神と影響について
今回の講義は、アルプスアルパイン株式会社勝志館館長の立川慎介様によって行われ、アルプスアルパイン創業者であられる片岡勝太郎氏の起業家精神と影響について学んだ。講義の中では、立川様から創業者片岡氏の社員を守る会社づくりや、個の力を高める働き方への強い信念、さらに片岡氏の創業時の苦労や戦後日本の技術発展の中で、町工場からグローバル企業へと成長してきた歩みが紹介された。また、買い手の表面的な要望よりも買い手にとっての本質的な価値を重視する姿勢や、時代の変化に先んじることの重要性についての話もあり、これから社会に出ていく学生にとって示唆に富む内容であった。講義を通じて、持続可能なビジネスや社会貢献への考えを深める貴重な機会となった。
<学生の感想>
?本講義を通じて、「誠実さ」や「共存共栄の精神」がいかにビジネスや国際展開の根幹にあるかを深く学ぶことができた。
?アルプスアルパイン社のような大きな会社が戦後に生まれたことは知らなかった。個々人が職人のように自分のできることを考えて行動することで成功していて素晴らしいなと思った。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第14回
2025年5月29日(木)
石坂 博明 教授、畠 圭祐 准教授
申博sunbet官网_澳门现金网-下载|游戏教員
海外インターンシップ科目の概要
アイデアコンテストの発表会
第14回の講義では、石坂教授と畠准教授より、「海外インターンシップ科目の概要」と「アイデアコンテストの発表会」が行われた。前半は石坂教授から、本学で実施されている海外インターンシップやイノベーション教育プログラムについて説明があり、起業を目指す学生にとって学内サポートの具体的な内容を知る機会となった。海外で異文化に触れることで、日本や他国の良さを体感でき、ビジネスのヒントにもつながる可能性があると感じられた。後半は、3名の学生による中間レポートの発表が行われ、会津に関連づけたビジネスプランの提案が受講生にとって大きな刺激となった。自身の悩みや課題をビジネスへと昇華させるプロセスを実践的に学び、活発な質疑応答を通じてプランをより良くする手がかりも得られる貴重な時間となった。
<学生の感想>
?自分は心のどこかでいつか起業してみたいという気持ちがあったのかなと思っている。今回の履修によってやっぱり自分は自分で何かを成し遂げたい欲があると感じた。いい刺激をもらえる講義だったなと感じた。
?起業に関する実際に考えたアイディアが発表されて、他人のアイディアを聞くことによって気づいた新たな発想、着眼点に気づくことができた。